1月12日の教室には、1部21名、2部48名、3部11名の生徒さんが来てくれました。
前回の教室では、いつもより昇級者がやや少なめでしたが、今回は1部5名、2部6名と多くの昇級者が出ました。おめでとうございます。
1部では、10級から9級に初めて昇級した方が1名出ました。
ご本人もとても喜んでいて、やはり初めての昇級は特に嬉しいものです。指導対局では、と金や成香を使った相手の金の追い方がうまくできていました。最後の相手玉を捕まえる感覚が身につくと、さらにレベルアップしていくと思いますので、ぜひ頑張ってください。
また、7級に昇級し、2部への昇格を決めた生徒さんも2名出ました。2人の生徒さんともに、実力上位で文句なしの昇級だと思います。指導対局でも、竜と馬を作って相手玉を追い込む、というしっかりとした指し方で勝つことができました。
1部の時期は、将棋に触れる時間が長いほど棋力も伸びていきますので、楽しく頑張っていきましょう。
2部では良いペースで昇級を重ねている生徒さんが多くいます。
1人の生徒さんは、実力上位ながら、1部では8級から7級に昇級するのにやや苦労していましたが、7級に上がった後は、6級から5級へとほぼ連続昇級しました。
目の前の結果がついてこなくとも、実力を蓄えていれば、あとで必ず結果となって出てきますので、諦めずにその場を楽しんでくれたらと思います。
また、3級に昇級した生徒さんも、長く教室に通ってくれていますが、ついに2部の最上位まできました。4枚落ちの指導対局でも互角くらいまで勝率が上がってきており、3級同士の対局で勝つことができれば2級昇級も見えてくると思いますので、ぜひ頑張ってください。
3部は、前回指導対局で上手がかなり押され気味でしたが、今回はやや盛り返す形となりました。飛車香落ちでも二枚落ちでも、終盤戦では駒の損得だけでなく、相手玉に迫る速さと相手の攻め駒が自玉に迫ってくる速さの両方を計算して指し手を判断する必要があります。この辺りの速度計算とともに、相手の攻めから自玉が「遠い」形を作る技術が身につくと、終盤の競り合いをものできるようになってきます。
色々な形を経験していくことで、こうした感覚を少しずつ身につけていきましょう。