12月8日の教室には、1部15名、2部49名、3部13名の生徒さんが来てくれました。
今回1部、2部合わせてなんと10名の昇級者が出ました。おめでとうございます。
1部では2名が7級に昇級し、2部への昇格を決めました。1人の生徒さんは長く教室に通ってくれていますが、ここ最近の将棋の内容がすごくしっかりしていましたので、実力上位で文句なしの昇級だと思います。指導対局でも終盤でしっかり上手玉を寄せ切ってくれました。
また、もう1人の生徒さんは指導対局で上手玉を詰まし損ねてしまい、昇級の一番を逃してしまいましたが、その後の対局で勝ち、見事昇級を決めました。指導対局では惜しくも負けてしまいましたが、基本的な手筋はすでに多く理解しており、内容も良いので、2部でも十分に成績を残していけると思います。頑張ってください。
2部は6級への昇級者が4名出ました。
現在7級の人数が多い状態ですが、そこから昇級する生徒さんも増えてきています。1人の生徒さんは7級から6級とほぼ連続昇級です。元々1部でも勝率が高く、力を蓄えていたことがいまの結果に繋がっていると思います。
また、今回から入会した生徒さんも入会初日にいきなり昇級を果たしました。やる気も十分で、この勢いでどんどん上を目指していきましょう。
指導対局では4枚落ちに苦戦している生徒さんがちらほら。4枚落ちは6枚落ちや8枚落ちとは異なり、上手陣に桂がつくことで端の守りが強くなります。これまでとは違って竜や馬を簡単には作れなくなりますので、定跡のように銀を捨てて飛車筋を突破するか、二枚落ちのように中央の勢力争いに負けないように指すことが重要になります。少しずつ経験して、自分なりの戦い方を模索していきましょう。
3部は生徒さんにうまく指されて、全体的に上手が苦戦気味でした。
指導対局だと終盤に力が入って、逆に手が伸びないこともありますが、冷静に局面を考えると優勢であることも多いです。相手に惑わされず、しっかりと着地できればより勝率も高くなっていくことと思います。
2名の生徒さんと指導対局が指せませんでしたが、次回優先で指しましょう。