2/11の教室

2月11日の教室には1部26名、2部41名、3部12名の生徒さんが来てくれました。

 

今回1部は5名の昇級者が出ました。おめでとうございます。

うち3名は7級への昇級で、2部への昇格となりました。1人の生徒さんは前回指導対局に負けて昇級を逃してしまっていましたが、今回はしっかりと上手に勝って昇級を果たしました。悔しい思いをした分、喜びもひとしおだったのではないでしょうか。

さて、指導対局では相手玉の捕まえ方を教える場面が多くありました。上下あるいは左右から相手玉を挟み込んで、玉の動ける範囲を狭める指し方が1番捕まえやすく、最初のうちは自分の駒の利きを1枚ずつ確認しながら練習してみましょう。相手玉をスムーズに捕まえられると、終盤で勝ちをものできるようになりますので、ぜひ少しずつ感覚を身に付けていってくれたらと考えています。

 

2部は3名の昇級者が出ました。おめでとうございます。

皆さん非常に速いペースで昇級を重ねています。3人とも今日は指導対局では指しませんでしたが、次の指導ではより成長した将棋を見せてくれることを期待しています。

また、指導対局では終盤で切れ味鋭い寄せを見せてくれた将棋が何局かありました。数の攻めだけでなく、大駒を切って素早く寄せる手順はなかなか気付きづらいところがありますが、しっかりと読み切って、果敢に踏み込んでくれました。特に4枚落ちの将棋では、飛車を渡しながらも一手一手相手玉を下段に追い込む寄せができていて、とても感心しました。

 

3部はいつものように飛車香落ち、二枚落ち中心の指導対局でした。

今日は飛車香落ちでうまく寄せられる将棋が多かったです。特に攻め合うだけでなく、自玉の安全を確保して、上手の狙いを封じるような指し方ができるようになってきている生徒さんもいて、成長を感じました。

四段、五段になってくると、大技を決めるよりも、相手の狙いを封じて、隙を見せない指し方が求められるようになってきます。自分の指したい手だけを読むのではなく、相手がどんな筋を狙っているのかを意識して、読みを進めることが大切です。