12/10の教室

12月10日の教室は1部25名、2部40名、3部11名の生徒さんが来てくれました。

 

今回発熱やインフルエンザで欠席のご連絡を頂いた生徒さんが多く、学校などでも流行っていると聞いておりますので、健康管理にはぜひご留意されて下さい。

 

さて、今回1部では3名の昇級者が出ました。おめでとうございます。

2名は7級への昇級で、2部への昇格を決めました。1人の生徒さんは指導対局に勝っての昇級で、少し時間の掛かった分、昇級したときのとても嬉しそうな顔が印象的でした。将棋も最後は上手玉を下段に落として捕まえるといった申し分のない内容でした。

今日は全体的に「相手玉を捕まえる際は上下や左右の挟み撃ちで」とか「相手玉を下段に落として捕まえましょう」といったアドバイスが多かったと思います。一方向からのみで玉を追うと、逆方向に玉を逃げられてしまいますので、両方向から追って玉の逃げ場所を塞ぐことがコツです。ぜひ終盤戦になったときに意識してみましょう。

 

2部は2名の昇級者が出ました。おめでとうございます。

2人ともかなり早いペースで昇級を続けています。1人の生徒さんとは指導対局でも指しましたが、飲み込みが早く、教室のたびに少しずつ棋力が上がっているように感じます。5級に昇級してすでに中級者レベルに達していますが、まだまだ上を目指して頑張ってください。

また、指導対局において「この局面でしっかり考えましょう」と対局中に伝えることもよくありますが、意外に相手玉に対する詰みがあったりするものです。実戦では詰将棋のように詰みがあることを教えてくれませんが、1手や3手といった詰みを早く発見できるようになると、終盤戦で勝ち切ることができるようになりますので、色々な詰みパターンを身に付けていくようにしましょう。

 

3部は全体的にみっちりと指導対局を行い、最後の対局は40分の延長となりました。

2枚落ちの対局では、下手がほぼ勝ちを手中にしている将棋もありましたが、将棋は最後まで分からないゲームですので、集中を切らさずにしっかりと指すようにしましょう。

ただ、「2枚落ちは中央の勢力争いに勝つことが大事」と繰り返しアドバイスしてきたからか、ここ最近生徒さんの手厚い指し回しが多くなってきました。金銀を使って中央から相手陣に向けて押し込んでいくような感覚を身につけると、上手に勝ちやすい将棋の作りにできると思います。