9/24の教室

9月24日の教室には1部16名、2部36名、3部9名の生徒さんが来てくれました。

今回体調が悪く欠席というご連絡を多く頂きました。夏から秋への季節の変わり目で体調を崩しやすい時期でもありますので、くれぐれもお気をつけくださいませ。

 

1部は4名の昇級者が出ました。おめでとうございます。

1人の生徒さんは今回が初昇級です。まだたどたどしさはありますが、少しずつ駒の動きに慣れていって、将棋を楽しんでくれたらと考えています。

また、1人の生徒さんは7級への昇級で、見事に2部への昇格を決めました。入会以降早いペースで昇級しており、お兄さんのいる2部でも2人で頑張ってくれることと思います。

指導対局では皆さんアドバイスに対する飲み込みが早く、各対局で上手玉を追い詰めていきました。よくお話していることですが、最後の玉を捕まえる1手が指せるかどうかが将棋では勝敗を決める重要なポイントとなります。最後の玉を詰ます手を発見するのにまだ少し時間が掛かってしまう場合は、本やアプリなどで1手詰の練習をしておくと実戦でも生かすことができて良いと思います。

 

2部は2名の昇級者が出ました。おめでとうございます。

1人の生徒さんは6級への昇級で、2部への昇格後も早いペースで昇級しています。普段から将棋に触れる時間があることが窺えて、やはりこの時期は触れた分だけ棋力向上に繋がることを実感します。まだまだ棋力の伸びしろが十分だと思いますので、頑張ってください。

教室中、対局に負けてしまって悔しさ全開の生徒さんをたまに見かけます。勝負事というのは負けるととても悔しものですが、その気持ちを自分の中でどう処理するかは将棋というゲームから学べる重要な要素です。どんなに強くても常に勝つことは難しいので、負けを積み重ねる中で次に繋がるようなポジティブなものとして捉えてくれたらと考えています。

 

3部はいつものように飛車香落ち、2枚落ち中心の手合で指導対局を行いました。

2枚落ちでは中央の勢力争いに負けないことが重要と常々アドバイスしていますが、1人の生徒さんは厚みを築く見事な指し回しで勝つことができました。今回で2枚落ちの指し方のコツを掴んだのではないかと思います。少しずつ指し手のレベルを上げて、棋力向上に繋げていきましょう。