4/9の教室

4月9日の教室には1部15名、2部40名、3部12名の生徒さんが来てくれました。

 

今回1部は4名の昇級者が出ました。おめでとうございます。

入会して間もない子や昇級まで少し時間が掛かった子などなどそれぞれですが、焦ることなく自分のペースでこれからも取り組んでいきましょう。

今回の指導対局では多くの生徒さんが8枚落ちで上手に勝つことができました。

いつも指導対局の際に、相手陣のどこかから飛車や角を侵入して竜や馬を作りましょう、とアドバイスしていますが、侵入しようとして中段で飛車を横に動かしても侵入できず、うろうろしてしまうことがよくあります。これは飛車1枚だけで攻めようとしているからで、飛車と一緒に攻める味方の駒(銀とか桂とか香とか)を見つけて、複数の駒を使って狙った筋を突破していくようにしましょう。

また、玉を捕まえる基本は、相手玉の動けるマス目をなくしていくことです。玉は1マス周りをすべて動くことができる駒ですが、自分の攻め駒をそのマス目に利かせて、相手玉の動かせる場所を制限していくと最後に王手を掛けて捕まえることができます。どう捕まえて良いか分からなくなったときには、この基本に立ち返って考えましょう。

 

2部は今回1名の昇級者が出ました。おめでとうございます。

これまで着実に昇級を積み重ねて、ついに4級まできました。4級になると立派な中級者ですし、指導対局も4枚落ちに変わって難易度が増しますが、まだまだ上を目指して頑張っていって欲しいと思います。

また、指導対局は20局弱指しましたが、6枚落ちでは多くの生徒さんがうまく指して、勝ちに結びつけていました。特にと金や成香を使って、相手の守りの金銀に当てていく指し方が身に付いてきています。この指し方がうまくできるようになると、駒得しながら攻めることができて、全体的に有利を拡大しながら勝つことができますので、ぜひ意識してみましょう。

 

3部は今回12名の参加者でした。

指導対局は飛車香落ち中心の手合ですが、最近は上手が序中盤で苦戦気味で、終盤で競り合いになるパターンが多く、1局の対局時間が長くなる傾向にあります。あとは終盤の「勝ち方」のパターンを自分の中でストックできてくると、色々な状況で使い分けて勝ちに繋げられます。この辺りは正確に言語化するのが難しい部分もありますので、アドバイスを受けた後、自分なりに試行錯誤して感覚を掴んでいくと良いと思います。