3/12の教室

3月12日の教室には、1部15名、2部41名、3部12名の生徒さんが来てくれました。

 

今回1部は2名の昇級者が出ました。おめでとうございます。

1人の生徒さんは9級への初昇級。連勝が続いており、教室以外でも将棋に触れる時間があったのだろうなと思わせる棋力の伸びがありました。今後にも期待です。

指導対局では、自陣の駒を協力して相手陣に竜を作る方法がうまくなっている子が多く、とても良い傾向です。竜を作ったら次は馬を作る、その後は小駒を相手の金に当てていく、といった形で方針を分かりやすくしておくと、指し手に迷うことも少なくなってくると思います。

 

2部は1名の昇級者が出ました。おめでとうございます。

5級、4級あたりの層がだいぶ厚くなってきました。この辺りからは将棋の基本手筋を覚えて、その手筋を実戦でしっかりと生かせるかがポイントになります。本で読んで覚えることと、実際に実戦で使えることには大きな隔たりがあります。類似局面を迎えた際に反応ができるように、たくさん経験を積んでいきましょう。

また、教室中に負けて悔しくて泣いてしまう子がちらほらいました。悔しいと思う気持ちは将棋が強くなる上でとても大事な要素です。ただ、1つアドバイスすると、次の対局が始まる前には静かに気持ちを落ち着けて、また新鮮な気持ちで盤に向かっていくと良い結果に繋がることが多いです。

 

3部は、少し前から取り入れている4面指し×3セットで指導対局を行いました。

こちらの方が比較的生徒さんの待ち時間も少なく、また生徒さん同士の対局数もこなせていますので、この方式を当面続けようと思います。指導対局では、二枚落ち、飛車香落ちともに終盤の一手争いになる将棋が多かったです。序中盤の内容は全体的に上がってきていますので、最後の急所の局面でぜひ踏ん張って勝ちをものにして欲しいと思います。