8/14の教室

8月14日の教室には1部17名、2部25名、3部12名の生徒さんが来てくれました。

 

既報の通り今回の教室から3部制とさせて頂きました。

1部、2部と分かれたことで対局スペースも広く使え、また手合や指導対局も余裕を持って回せるようになった気がします。

 

今回1部では3名の昇級者が出ました。おめでとうございます。全員8級から7級への昇級で、次回からまた13時30分からの2部になりますので、お間違えのないようお願い致します。変更した初回ということもあり、勘違いして8級で2部に来られて、そのまま7級に昇級するという珍しいパターンもありました(笑)。

今回指導対局中や感想戦で、私から多くの生徒さんに「相手玉を上段に行かせるのではなく、下段に追うようにしましょう」といったアドバイスを伝えた気がします。将棋では「玉は下段に落とせ」という格言がありますが、まさに真理で、将棋では飛車や角を除けば後ろに大きく動ける駒が少ないため、自陣側から相手玉を追った方が格段に捕まえやすくなります。相手陣に侵入した攻め駒を使うとどうしても下から相手玉を追いがちですが、意識して上から追っていくようにしましょう。

 

2部はいつも通り平手や駒落ちを織り交ぜながらの指導でした。

ここ最近、指導対局を指しながら感じていましたが、全体的に強くなっている子がとても多いです。勝ち負けも大切ですが、それ以上に将棋の内容がよくなってきています。プロが内容を見るときは、詰みや手筋といった部分的な技術だけでなく、盤上の状況を正しく把握できているか、方針に一貫性があるか、といった全体的な視点も重要視します。後者の部分においても、方針に無駄がなく、洗練された将棋が増えてきた印象があります。

指導対局でプロに飛車香落ちでかなり勝てるようになると、すでに四段~五段レベルといって良いと思いますので、引き続き頑張っていって欲しいと思います。