1/23の教室

1月23日の教室には1部41人、2部11人の生徒さんが来てくれました。

現在オミクロン株が流行しておりますので、健康管理には十分お気を付けください。
何か教室当日体調が悪い、または違和感を感じる等ございましたら、大事を取ってお休み頂きますようお願い申し上げます。

さて、今回1部は1名の昇級者が出ました。おめでとうございます。
3級まで到達し、2部昇格まであと一歩です。お兄さんが一歩先に2部に昇格しましたが、近くにライバルがいるとモチベーションも上がり、棋力が伸びやすいものです。引き続き頑張ってくれるものと思います。
今回指導対局は20局ほど指しました。最近4級の子たちも増えてきましたので、以前に比べて4枚落ちの手合いが増えてきた印象があります。4枚落ちになると8枚落ちや6枚落ちのように敵陣に竜や馬を作ることが簡単ではなくなり、自陣を戦略的に組み上げていく応用力が求められるようになります(もちろん4枚落ちの定跡を覚えることも1つの勉強法です)。上手は駒が少ない分、金や銀を中段に集めて押さえ込みを図り、下手の駒が働きづらくなるような指し方をします。よく感想戦でアドバイスするのですが、この上手の押さえ込みに負けず、飛車や角を使って中段の勢力争いに勝つことができれば、局面を有利に進めることができます。この考え方は2枚落ちも同様で、知識をもとに少しずつコツを掴んでいきましょう。

2部は11名とほぼ全員出席でした。
県代表になって全国大会に出場した報告をしてくれる子もいて頼もしい限りです。全国大会となると周りは棋力の高い子たちばかりですが、同世代のトップレベルを知ることで、また新たなモチベーションに繋がったのではないでしょうか。
指導対局では飛車香落ちで見事勝利を収めた子がいました。序中盤はいつもうまく指しており、ここ最近感想戦では終盤のスピード感覚を中心にアドバイスすることが多かったのですが、今回安定した終盤力を発揮しました。将棋は序中盤で色々とあったとしても、最終的には終盤で決着しますので、このあたりで乱れることなく指し続けられるかが重要なポイントになります。そのためにも集中力を切らさずに指していきましょう。

次回は同じ横浜出身の瀬川六段が講師として来てくれます。
楽しみにしていてください。