11/28の教室

11月28日の教室には1部49名、2部5名の生徒さんが来てくれました。

 

今回1部は6名の昇級者が出ました。おめでとうございます。

1人の子は2級に昇級し、次回から2部への昇格となりました。ここ最近の将棋を見ていると、平手ではほぼ負けなしの状態でしたので、文句なしの昇級です。入会後大駒1枚分くらい強くなったのではと感じるくらい、大きく棋力が伸びました。2部になると有段者も多くいますが、負けずに頑張っていって欲しいと思います。

また、入会後間もないですが、昇級を続けている子もいます。将棋を始めたばかりの頃は1番棋力が伸びやすい時期でもありますので、この時期に自信を持ち、将棋の楽しさを感じてくれたらと考えています。

 

2部は2つの大会と日程が重なっていたこともあり、5名と少ない人数でした。

その分、いつも以上に指導対局以外の生徒さん同士の対局をしっかり見ることができました。

将棋の終盤戦においては、相手の玉を捕まえるスピードと相手が自玉に迫ってくるスピードの相対的な評価が勝敗を分けます。その際に重要なのは玉が詰むか詰まないかの判断です。この判断が正確に行えるようになるに連れて終盤力も上がってきますので、教室の冒頭でいつも詰将棋を解いているのはこうした部分の練習も実は兼ねていたりします。感想戦のときに、色々な条件における詰む詰まないの話をしましたが、形勢が接近しているときは特に意識して、今後取り組んでいって欲しいと思います。