8/22の教室

8/22の教室には1部30人、2部8人の生徒さんが来てくれました。

 

前回に引き続き緊急事態宣言中での開講になりますので、ご無理されない範囲でお越し頂きますようお願い致します。

 

今回1部は3人の昇級者が出ました。おめでとうございます。

昇級まで少し時間が掛かった子もいましたが、それだけに喜びもひとしおではないでしょうか。なかなか思ったような成績があげられないときは、次のステップへの準備期間だと考えて前向きに頑張って欲しいです。

 

今回から指導対局が4枚落ちの手合いになった子もいますが、8枚落ちから6枚落ちのステップアップよりも6枚落ちから4枚落ちのステップアップの方が難易度が増します。というのも、8枚落ちや6枚落ちは端から相手陣を突破して竜や馬を作るという一貫した方針で指すことができましたが、4枚落ちは上手の駒に桂が増えることで単純な突破が難しくなり、飛車や角以外の駒もうまく連動させる必要が出てくるからです。

ただ、駒の連動を意識し、盤面全体を見る練習をすることは平手での棋力向上に繋がってきますので、ぜひ新たなチャレンジとして取り組んでいって欲しいと思います。

 

2部では、以前に比べて平手の指導対局でも難しい終盤戦に入ることが多くなってきました。経験値が増え、序中盤の方針が安定してきている証拠だと思います。局面の平衡が保たれている将棋の終盤戦は複雑で、読みほどいていくのも大変です。ただ、盤面に集中して考え、終わった後でも変化手順をあれこれ考える癖をつけておくことは棋力向上の役に立ちます。強くなると直観的な指し方だけでなく、深く思考して指し手を決めていくことも求められますので、ぜひ意識してみてください。