1/10の教室

1月10日の教室には1部26名、2部7名の生徒さんが来てくれました。

 

政府から緊急事態宣言の再発令もありましたので、宇宙棋院さんにお願いして通常より場所をかなり広く取り開講しました。次回も可能な限り同様にソーシャルディスタンスを取れる環境で行いたいと思います。

 

さて、1部は8級への昇級者が1名出ました。おめでとうございます。

8級になると指導対局の8枚落ちも講師にしっかりと勝てるレベルに達してきています。

・相手陣の突破する筋に狙いを定める

・駒の協力(数の攻め)

・竜と馬を作る

・駒を交換する際の損得判断

・1手詰

この辺りを意識してこなせるようになると、脱初心者が見えてきます。

7級からは6枚落ちになり上手に銀がつきますので難易度は上がりますが、考え方は同様です。何事も基本が大事ですので、初心者の時期にこうした感覚をうまく身につけていってもらえたらと思います。

 

2部は久々に初回体験が1名でした。

すでに1級を持っているということで、2枚落ちで指しましたが、序中盤の方針がしっかりとしていて頼もしいです。2枚落ちになると、形勢判断の根拠が駒の損得だけでなく相手玉を捕まえるためのスピード感覚も要求されるようになってきますので、部分的な手筋のストックを増やすことで、終盤力も磨かれてくると思います。

2部はいまのメンバーが長く固定されていますので(それだけ2級以上になることは難しいのですが)、1部からの昇格者含めて新しい生徒さんが入ると良い刺激になるのではないかと今後に期待しております。