11月8日の教室には1部25人、2部5人の生徒さんが来てくれました。
1部では5人と多くの昇級者が出ました。おめでとうございます。
3級への昇級者もいて、久々に2部昇格者への期待も高まります。1部→2部の流れが増えてくると教室としても活気が出てきて良いなと考えています。
2部では冒頭の詰将棋の時間の際、生徒さんからよく「この問題解いたことある」といった声が上がります。その度に同じ問題を出してしまったか、と心配になるのですが、この既視感はとても大切なものだと思っています。
棋士も新しい局面を考えるときに、多くの場合過去の自分の経験をもとに直観が働きます。良い直観が働くためには、色々なパターンを認識したり、深く思考して質の良い知識を蓄えておくことが大切です。
詰将棋の盤面を見たときに、この駒配置パターンはこうすればうまくいく、あるいはこうした収束に進みやすいといった方針が立つようになると、回答時間が短縮していきます。
ただ、難易度が高くなるにつれて日頃のコツコツとした練習が必要になってくるのですが、2部の生徒さんたちにはぜひ頑張って欲しいと思っています。